不倫の駆け落ちと未婚の駆け落ちは違う
不倫をしている二人が駆け落ちするのと、未婚者同士が駆け落ちするのは違うものです。
それぞれの駆け落ちの先にあるものについてお伝えいたします。
未婚者同士の駆け落ち
未婚者同士が駆け落ちするのは、周囲の理解不足によるものがほとんどです。
本来、成人した二人が愛し合って結婚を考えているのなら、自由に結婚していいのです。
未婚者は背負っている家庭があるわけでもないのですから。
もし、未婚の二人が結婚できないとしたら、それは周りからの反対以外に理由はありません。
周囲の反対を受け、結婚できない二人にとって、本来許されている結婚を強行しようと思えば、同然、選択肢のなかに駆け落ちという決断が含まれてくることでしょう。
そして、彼らの決断の先には幸福という道もみえているのです。
それが不倫で駆け落ちを考える二人とは違います。
不倫をしている二人の駆け落ち
不倫をしている二人の駆け落ちは、最悪の決断です。
ただの現実逃避で、許されない決断です。
すでに結婚をし、夫や妻を抱えながら、もちろん子供のいる夫婦もいるでしょう。
家族を捨ててまで結婚したいなら、段階を踏んで双方で話し合いを重ねる。
それでも納得してもらえなかったら、裁判で決着をつけて離婚をする。
それから結婚をする。
それが家庭をすでに持っている、そしてそれを解体しようとする二人の当然の責任です。
それを思うように進まないから、慰謝料や養育費を払えないから、責任回避してすべてを捨てて逃げてしまう。
これは、大人のやることではありません。
大人が二人もいて出した結論がこれでは、ふたりは不幸への道を歩いていくだけです。
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それでも決行したら
当然、不倫の末、駆け落ちした二人は勤務していた職場を退職することになるでしょう。
新しい就職先があったとしても、収入は確実に落ちるので生活が苦しくなる可能性があります。
それまで安定した生活の中で、駆け落ちを考えるほど不倫の恋を燃え上がらせていた二人が、不安定な生活の中に身を落とし、そこでも同じように愛し合えるでしょうか。
しかも、二人はもう不倫の関係ではなく、夫婦になってしまったのです。
夫婦にあるのは現実ばかりです。
もう若くない、すべてを捨ててしまった二人は、あのころの情熱のまま暮らしていくことできるのでしょうか。
捨ててしまった子供や、夫や妻のことを思い出すことも増えてくるでしょう。
人間は勝手なもので、失ったものを懐かしむ習性をもっています。
もう、二度ともどってこない家庭を懐かしく感じながら暮らしていくという最悪の結末が待っているかも知れません。
不倫の駆け落ちは、絶対に許される行為ではありません。
不倫をした上に、すべての責任を投げ出して逃げる行為は大人のやることではありません。
先には不幸しかみえない最悪の決断です。
本当に駆け落ちしか方法がないのか、もう一度よく考えてみてくださいね!
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