熟年離婚はお金の準備が重要
熟年離婚をしようとする人は、衝動的に離婚するのではなく、時間をかけて離婚に向けての準備をしているものです。
では、結婚している間に離婚や離婚後の生活に向けてどんな準備をしておけばいいのかご紹介します。
熟年離婚とは
熟年離婚と呼ばれるのは、長年結婚生活を続けた夫婦が離婚することを言います。
長いという期間は人によって違いますが一般的に20年以上は熟年離婚と呼ばれるようです。
熟年離婚の離婚理由は、夫の退職を機に別々の道を…と思う人や、女癖の悪さにいい加減嫌気が差したなど様々。
過去に不倫されたことをずっと心の底で引きずっていた場合も熟年離婚の引き金になることが多いようです。
不倫の慰謝料請求期間
もしも不倫をされた時にきちんと証拠を握っていたのなら、熟年離婚の際にも慰謝料を請求できる可能性があります。
例えば不倫された時期から10年も経っていればもう時効なのでは…と思われがちですが、そうとは限りません。
不倫の慰謝料請求を行える期間は不倫の事実を知ってから3年で時効と言われますが、相手が『時効になったからもう慰謝料は払わない』という手続きをとっていればの話です。
一度弁護士に相談することをお勧めします。
財産分与
離婚時にある財産は折半になる場合がほとんどです。
専業主婦で収入がなかったからといっても同じです。
ですから退職金が入った時点で離婚を決意する人が多いのです。
借金の落とし穴
折半になるのは財産だけではありません。
住宅ローンや車のローン、生活するために出来たカードローンなどは支払いの義務も折半になります。
旦那名義で組んだローンだったとしても、あなたも半分背負うことになりますので返済がまだまだ終わりそうでない場合、離婚のタイミングとしてはふさわしくないです。
ヘソクリのコツ
ある調べで、主婦のヘソクリの平均金額は400万円という結果だったそうです。
これにはコツコツ働いている世のお父さんたちはビックリしたことでしょう。
自分名義の通帳にいれておくと離婚になった時に財産分与の対象になってしまうので、親の名義や兄弟名義の通帳に移しておいたり、タンス貯金をしておくことをお勧めします。
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男性が熟年離婚を言い渡されると、慣れない家事や時間を持て余してしまったりと孤独と寂しさとの戦いが待っています。
その点、女性の熟年離婚の場合に不安なのはとにかく金銭面です。
不倫は過去の事だし…と思わず旦那が負い目を感じるところを突いていきましょう。
慰謝料をとれなかったとしても話し合い次第では借金の返済額を減らしてもらえたり、財産分与を多めにしてもらえるかもしれません。
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