プラトニックな不倫ってなに
プラトニックな不倫・・・。
プラトニックと不倫がつながりませんが・・・。
プラトニック(・ラブ)というのはセックスを伴わない精神的な恋とか愛のことをいうので、プラトニックな不倫とは、プラトニックな婚外恋愛とでも言ったらいいのでしょうか。
プラトニックな不倫はない
法律の用語に不倫という言葉はありません。
あえていうのなら、不倫=不貞行為=配偶者以外の者と性的関係を持つこと、になります。
逆を返すなら、セックスがないと不倫にならないということを意味します。
実際に、裁判ではデートやキスでは不貞行為にならないという判例もあり、プラトニックな婚外恋愛では、不倫にならないのです。
ということは、少なくとも法的にはプラトニックな不倫は存在しないということになります。
法は恋路より社会秩序のほうが大事
法律で、セックスのある不倫を、セックスのない不倫より厳しく取り扱うのは社会秩序を守るためです。
社会的には、既婚者が夫婦でない男女で子供ができる可能性がある行為(セックス)をするのは、安定した家庭生活を守るためにはあんまりよろしくない、というのが本音なのでしょう。
一方、セックスのない不倫はとりあえず子供のできる可能性がありません。
夫のプラトニックな不倫に悩む妻の気持ちまでは対応しきれない、というところでしょう。
妻の気持ち
妻にしてみれば、どんな気持ちでしょうか。
夫には心を奪われ、心を通わす女性がいる。
でもセックスはしていないから、法律は味方になってくれない。
夫の面倒は妻である自分がみているにも関わらず、夫の愛情は不倫相手にもっていかれている。
でもセックスはしていないから、自分にセックスを求めてきたりして・・・。
ほんとに、プラトニックだって不倫よ!不倫!と思う妻もいるでしょう。
夫も法律も味方になってくれないなんて、妻って一体なんなの!!
体の関係はあるけれど心が伴わない関係
プラトニックだけど相手に対して愛情がある関係
どちらが許せないかというと、プラトニックだけど相手に対して愛情がある方が許せないという妻は多いようです。
法律観点からはプラトニックな不倫は存在しませんでしたが、妻の立場からすると、プラトニックな不倫という言葉は十分に存在するのかも知れません。
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不倫だから思いやりが必要
いくら体の関係がなくても、精神的に愛し合っているならば、むしろ体の関係があるよりたちが悪いと言えるでしょう。
プラトニックな不倫でも、家庭を持っている人と心を通わせているならば、やはりその思いはは不倫です。
いくら慰謝料を請求される心配がないからといって、大胆な行動に出ようとするのはちょっといただけません。
奥さんいる相手を好きになってしまったのだから、ひっそりバレないようにするというのは、彼の奥さんへのせめてもの礼儀ですよ。
最初にプラトニックな不倫という言葉を聞いた時、ものすごい違和感を感じましたが、当事者同士からすれば、夫や妻への罪悪感があと一歩を踏みとどまらせているのかもしれません。
しかし、その妻や夫からすれば、罪悪感で踏みとどまっているだけで、心はすでに奪われてしまっていることを思えば、体の関係うんぬんに関わらず、不倫は不倫なのかもしれませんね。
私が不倫の苦しみから逃れられた理由とは
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