不倫は犯罪？何をしたら犯罪？
不倫をすることは犯罪なのか？と疑問に思う人もいるでしょう。
芸能人が不倫をするとまるで犯罪者のような扱いを受けますしね…。
不倫自体は犯罪ではないことと、こんなことは犯罪に値することの境界線をみていきましょう。
そもそも不倫は犯罪とは違う
まず結論から言いますと、不倫は犯罪ではありません。
犯罪ではなく不法行為と言います。
婚姻届を出した時点で夫婦は法の元で生きます。
犯罪とは違うのでもちろん刑務所にも入りませんし、罰金などもありません。
その代わり、慰謝料という形でパートナーに損害賠償を支払う義務があります。
しかし中には不倫といえども犯罪になるケースや、ある行動が犯罪に値するものもあります。
脅されて性行為
不倫で慰謝料を請求できるのは、既婚者がパートナー以外に不貞行為を持ち、なおかつその確実な証拠があるときになります。
そしてその不貞行為は同意のもとというのが条件です。
例えば会社で部下がミスをした時に、黙っている代わりにと不貞行為を強要した場合は強姦罪に値します。
もしそんな場面に出くわしてしまったら、少しも同意してはいけません！
不倫を暴露
旦那に不倫をされて、家庭をめちゃくちゃにされたとなれば相手の女性に怒りが湧くのも当然でしょう。
相手の会社に乗り込んで、『◯◯さん不倫してますよ』と暴露してしまいたい気持ちは分からなくもないですが、それは名誉毀損で犯罪になってしまいますから要注意！！
例え事実だったとしても、正当なやり方で反省してもらいましょう。
被害者が加害者になってしまっては本末転倒です。悔やんでも悔やみきれませんよね！
旦那のLINEを盗み見
不倫の証拠を見つけようと旦那さんのLINEをこっそり見るのは犯罪でしょうか？
例えば旦那さん宛に来た封筒を勝手に開けて見るという行為は信書開封罪になりますが、LINEは紙ではないため該当しません。
LINEはパスワードを設定することができます。
パスワードが設定されているにもかかわらず、それを解読して不正にアクセスした場合は不正アクセス禁止法になります。
ロックもパスワードもかかっていない状態で見るだけなら犯罪にはならないそうです。
相手の家に盗聴機
これは明らかに不法侵入で法に触れることが分かるでしょうが、証拠を掴みたいと必死になるあまり見境がなくなってしまう人もいます。
訴える前にあなたが訴えられてしまいますので探偵などのプロに頼むことをオススメします。
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不倫自体は犯罪ではないですが、一歩間違えると犯罪になってしまうことがあるということがお分かりいただけましたか？
冷静な判断が出来ないかもしれないと思ったら、まず第三者を入れ自分が暴走しないように気を付けたいものです。
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