別居から離婚の期間、ポイントを押さえておきましょう
不倫が絡んだ離婚では慰謝料が発生するため、別居から離婚までの期間が気になってきますよね。
不倫・別居・期間のうち重要なポイントは何なのか、押さえておくと賢く離婚出来ますよ。
別居のタイミング
まず重要なのは別居を始めたタイミングです。
不倫を知ってから『距離を置く意味で別居』を始めたのか、『元々別居をしていた時に不倫をされたのか』では全然意味が違ってきます。
慰謝料は夫婦の関係は良好だったのか、それとも別居をし決して良好とは言えなかったのかによって請求出来る場合と出来ない場合に分かれてきます。
別居の期間が長い
このように元々別居をしていた場合『夫婦関係はすでに破綻していた』と裁判所で見なされ、慰謝料を請求しても却下されるわけです。
別居期間がある程度長けれぱ『夫婦関係の破綻』は一目瞭然なのですが、長い=どのくらいという明確な期間はなく、たった半年でも修復不可能くらいの冷めきった状態であれば慰謝料がとれないこともあります。
離婚することを前提に別居を始めた場合などもこれにあたります。
慰謝料請求出来るパターン
別居後の不倫つまり夫婦関係が破綻していれば慰謝料は請求できませんが、中には例外もあります。
例えば単身赴任などで仕方なく別居になった場合や、夫婦が定期的に会っていたり連絡を取り合っている場合です。
これは夫婦関係が破綻しているとは見なされないため、慰謝料は認められます。
また関係があまり良くなく一時的に別居はしたものの、修復するために、一時的な別居と夫婦間で共通の認識があった場合も同じです。
悩んでしまう場合
パートナーが話し合いもなく勝手に別居を始めてしまって、それ以降不倫が発覚した場合はやや悩んでしまいます。
慰謝料がとれるのか不安に思うでしょうが、話し合いに応じず勝手に出ていったわけですから慰謝料はとれるケースが多いです。
弁護士などプロに相談すると、より安心できますね。
別居から離婚の期間
不倫発覚後別居になったとしても、離婚する意思があるなら話がややこしくなる前に慰謝料の話をつけ離婚すべきです。
発覚から時間が経ちすぎてしまうと、あちらも罪の意識が薄れ図太くなり、慰謝料の額に納得してくれなくなります。
考える時間を与えすぎるのも良し悪しですよ。
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別居から離婚の期間より、別居したタイミングやそれに至った理由の方が重要だということですね!
慰謝料をとれるかとれないかは大きな問題ですが、別居が長くなった時点で不倫をされても慰謝料はもらえないかも…と捉えていた方が賢明です。
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